院長ブログ

アタイ

2021年6月28日

 「自分は愛されるに値する」って思うことが大事。「どうせ、僕は…。」、「私なんて…。」っていじけたり、拗ねたりしない方がいい。その発言を否定されたくて言っても、聞いた相手は離れたくなる。自分を愛されにくく自分でしてしまう。弱気や疲れていると言ってしまうかも知れないが、愛されるに値しないことは絶対無いから。


自転車の練習

2021年6月27日

 自転車に乗れるようになるには時間がかかった。同い年の従兄弟は、お婆ちゃんの大きな自転車を簡単に操った。僕の仮面ライダーの自転車は何度となく倒れて、ライダーの目は傷だらけになった。でもある暑い日の夕方に、気が付いたら乗れるようになっていた。転んだって、傷がついたって、立ち上がればいい。自分のペースでいい。そこに向かえばだいたいのことは何とかなる。自転車の練習を思い出せばいい。


褒め言葉

2021年6月26日

 自分と他人、いずれも褒めることにしよう。自分自身で自分を褒める、他人が言ってくれた褒め言葉を積極的に受け入れよう。そうしたら他人も気持ちよく褒められる。嘘やご機嫌取りはいらない。また昔褒められた言葉を思い出そう。褒め言葉を聞いて勇気や希望を神さまがくれるから。


好かれない人

2021年6月25日

 好かれるために努力しても好かれない。逆に嫌われることもある。虚勢を張っても尊敬されない。逆に軽蔑されることもある。無理をしているからである。無理をすると疲れる。人は素直にありのまま生きれば好かれるし、尊敬される。自分にできることを真面目に大切にやる。それを他人は感じている。


心遺産

2021年6月24日

 「早く逝きたい」、「お父さん迎えに来てくれないかしら」とご高齢の患者さんからは毎日一回は漏れる言葉。医師として何と声をかけるかいつも悩んでいます。以前は「そんなこと言わないで下さい」と優しく返したり、「死ぬ時期は自分で選べません。それまで楽しみを見つけて頑張りましょう。」とも言ってきました。しかし自分が患者さんの立場ならどれもしっくり来ないなぁ、と感じてしまうことを敢えて言いたくもなくなります。

 僕たちは生まれてから死ぬまで成長できると信じています。身体や記憶の力は必ず落ちるし、長く生きればパートナーや兄弟、友人との死別は増えるでしょう。しかし、自分以外の他人と関わる時間や自分を見つめる時間は必ず累積していきます。だから毎日を大切に生きて、それを楽しみ、周りに優しさと勇気を与えていけば、その生き様は亡くなったあとも必ず誰かの心に遺ります。心の遺産を作れるように生きていくのはどうでしょうか?



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