今この瞬間
2023年2月6日
「幸せになりたい」とか「幸せにする」って言うけど、幸せって未来には絶対感じられるってものではない。また「あの頃は幸せだった」って過去に感じたかもしれないけど、幸せは今この瞬間にしか感じられないものだと思う。日々何回も感じる幸せの集合体こそが、多くの人が言う幸せという状態だろう。だからあの頃を振り返って、今幸せだと感じているに過ぎない。そう言う今この瞬間を幸せと感じるには、過去にいろいろあったから感じられるものだろう。取り返せない、打ち消せない過去を全て受け入れて、いい経験だったと笑えるようになればいい。人生のイベントなんて起こるべきして起こり、自分だけが悪いなんてことは絶対にあり得ない。過去はもちろん、今も未来も全てそうだ。だから今この瞬間を大切にしている人が、幸せを感じられるのだ。
一心同体
2023年2月3日
子供や配偶者、恋人や友人に「私とあなたは一心同体よね」と言う。あり得ないです。価値観、考え方、感情はそれぞれ違うことを理解していない。相手をコントロールしたいから言う言葉。自分と同じ人は絶対いないことが理解できないと苦しくなる。相手を束縛し、言うことを聞かないと言葉や身体の暴力を振るうようになる。勝手に一心同体の対象と見なすのであろう。自分とは違う相手を尊重することで、一心同体に近づけるかもしれないけど。
性格習慣病
2023年1月30日
肥満、運動不足、過多飲酒、喫煙、不規則な食事、不眠などにより引き起こされるという生活習慣病。一方で攻撃性、心配性、不安性、易怒性、依存性などの性格や人間性も疾病を引き起こしやすいと考える。言うなれば性格習慣病と言えそうだ。自分の性格が免疫系や血管系に作用し、感染症や心臓病を引き起こす。またその性格が前述の生活習慣に導き易いとも考える。楽観主義の人や心の優しい人、前向きな人は免疫力を上げ、血管系にも優しく、疾病を惹起しにくく、なったとしても回復力がある。性格習慣病は教科書に載って欲しいかな。
さいたまランフェス
2023年1月26日
育って、仕事をして、ずっと住んでいるこの町で先日マラソン大会が開かれた。更衣とストレッチは、剣道とバスケの試合をしたことのある浦和駒場体育館。スタートとゴールは、持久走大会や相撲大会に出場し、レッズを応援した駒場競技場。そしてコースの463号線は、子供の頃からずっと通ってきた道だ。コース上には、父に連れて行ってもらい、息子を連れて行った市民プール。遠出した帰りにいつも疲れを取ってくれた家系ラーメン屋。春には見応えのあるさくら並木が広がる新見沼大橋。そして病院の前から続く産業道路も走れた。思い出ばかりのコースで、走りながら自然と涙がこぼれた。さいたまで育ち、今生きていることに力をもらい、僅かに自己ベストを更新してゴールができた。
そう来るか!
2023年1月24日
日々生活しているとさまざまな想定外のことが起こる。その度に自分の不運や不遇、もっと言えば自分の至らなさや能力を嘆いていればいるほどエネルギーを奪われ、生きる力を失くす。また起きた事象を他人のせいにして、自分を一時的に楽にしがちである。だいたいの物事は起こるべくして起こり、我々には如何ともし難いことがほとんどである。他人のせいにしている場合でもない。そこで「そう来るか!」と想定外を受け入れる。流れとして受け止める。それが出来れば「どうしたものか?」と次の手を考えられる。人生の流れを前に進められる。