院長ブログ

親のせい

2021年3月23日

 負の感情で心が満たされると、どうして自分はこうなったか?と自問自答する。行き着く先は幼少期の親との関わりになることが多い。何十年経っても不思議と言われた言葉や場面まで思い出す。子供は親が何故そう考えて子供に言ったのかとそのときは考えられない。でもその子が大人になって当時の親のことを思うと、例え傷ついた言葉だったとしても何を伝えたかったかが分かる。そして親も一人の人間だったってことも分かる。それに気づけば負の感情もなくなる。


悔しいとき

2021年3月22日

 悔しいと思って相手を見返すために行動してしまったり、逆にそのために行動しないとまた辛くなる。悔しいと思う相手に囚われる。悔しかったら自分が自分の成長のための行動を起こす。気づいたら悔しいと思わなくなっている自分に気がつく。なるべく関係ない行動がいい。


家庭医実習

2021年3月19日

 今日まで母校の5年生が実習に5日間来てくれた。自分が先輩医師として何かを教えたり、伝えたりすることに思いを込めた。

 人はいつだって自分で感じることは、他人の伝えたい思いとは違うかも知れない。でも地域医療、家庭医療、そして僕たちの有隣会の医療が心の片隅に少しでも残って、いつか何年先にでもそれに芽が出て、花を咲かせて、実がなったらと思うと幸せで、また力になった。


本当の自分

2021年3月18日

 本当の自分がいるところは愛や親切で満たされて、それはいつも湧き出ている。勇気や希望の花だって咲いている。一時的な感情に流されて不快になったら、ここは別の場所だって気付けば本当の自分に戻れる。


記憶

2021年3月16日

 記憶は再生しながら強くなる。漢字も英単語も何度も見て書いて再生した。数十年後の今もまだ使えている。出来事も何度も思い出せば強くなる。過去の悲しい記憶は強くなり、自分の今の悲しみになる。悲しい記憶を再生する必要はない。楽しい記憶だけを再生していればいい。



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