
微笑みながら感謝をして、死んでいった人を何人も見たことがある。
病気で臥してから、幸せだと何回も聞いたことがある。
身体の障害を持って、毎日楽しそうに暮らしている。
この頃心理的健康こそが人の幸せだと思う。
一方で不安は生きるエネルギーを奪う。
不安が解決できれば心理的健康に近づく。
不安が身体的なことならば、それを解決するのが医師の本分。
みんなを心理的健康に導ける医師で在りたい。
今週は母校の4年先が実習に来てくれました。
微笑みながら感謝をして、死んでいった人を何人も見たことがある。
病気で臥してから、幸せだと何回も聞いたことがある。
身体の障害を持って、毎日楽しそうに暮らしている。
この頃心理的健康こそが人の幸せだと思う。
一方で不安は生きるエネルギーを奪う。
不安が解決できれば心理的健康に近づく。
不安が身体的なことならば、それを解決するのが医師の本分。
みんなを心理的健康に導ける医師で在りたい。
今週は母校の4年先が実習に来てくれました。
WBC が終わった。幼い頃から野球を愛している僕には、いや多くのみんなにとっての夢の時間だったと思う。
今回の試合を通して多くのことを感じた。スポーツとしてのエンタメ、プロとしての姿勢、チームへの個人としての影響、打順としての巡り合わせ、監督としてのメンバー選考と言動、人生としての繋がり、スターとしての立ち振る舞い、奥深く楽しめた。チーム解散後のそれぞれの活躍を願う。そして勇気や感動を与えてくれたことに感謝。僕は検査の白血球を見ると、この3月の感動を忘れないだろう。
ずっと生きていて欲しい、春休みがずっと続いて欲しい、子供のままでいたい、卒業なんてしたくない、このチームでもっと試合がしたいってみんな思う。でも人生は流れていくから、ずっと同じ場所にはとどまらない。だからいくらかの離れる心の準備が必要だ。また自分は愛される価値がない、と思っている人は少なからずいる。そういう人は必ず心の準備が必要だ。愛を受け入れる準備が必要だ。愛を感じる心は自分で育てていく。まずは駆け引き無しに自分を受け入れる。
生きるって何だろう?毎日のやることをやる。楽しみを楽しむ。美味しいと思うものを味わって食べる。美しいものを見聞きする。明日の準備をする。全てのことに感謝する。感謝を伝える。過去を反省する。自分の責任を考える。頼まれたことをやる。他人に優しくする。子供の将来を願う。みんなの幸せを願う。自分を愛する。自分の人生を大切に思う。そうやって毎日を生きるために生きていく。
生きててよかったって思える瞬間があった。志望校に合格したとき、好きな子と相思相愛だと分かったとき、アメフトの試合で逆転勝ちしたとき、子供が生まれたとき、患者さんの病気が何とか治ったとき、涙を流して感謝を伝えてくれたとき、リタイアしようと思い続けてゴールできたとき、それぞれ思った。もっともっとたくさんあった。悩んで、苦しんで、だけど頑張って成し遂げたときが多いし、他人が自分を大切だと感じたときも多い。よく考えたら毎日ある。美味しいものを食べたり、美しい風景を見たり、素敵な芸術作品を見てもそう感じる。よく考えたら生きててよかったと思うことばかり。生きててよかったと今日も何回か思った。生きててよかったと思えることを続けていくのが人生なんだと思うし、それが幸せだ。今日も生きててよかった。
日々の出来事の中で私が思ったこと、ちょっとした情報、コメントなど、少しずつあらゆるジャンルで感じたことをつづっていきたいと思います。患者さんやそのご家族の方、一般の方、そして職員にも、当院のことを少しでも身近に感じていただけるよう、院内の様子なども随時更新いたしますので、ぜひご覧下さい。どうぞよろしくお願いいたします。
【院長 矢吹 辰男】