チームプレー
2025年7月8日

小中高で柔道や剣道をやっていた僕は、大学に入ってアメフト部に入った。医学部での6年間、両親を始め周りの人達には申し訳ないが、時間やエネルギーをほぼほぼ部活に費やしていたことを今も誇りに思っている。部活の同級生や先輩、後輩達は卒業後25年経った今でも、色褪せない仲間たちだ。何故そこまで思えるのだろうか、とふと考えてみた。アメフトという競技そのものが大変魅力的である。プレーヤー1人1人の分業がはっきりしているスポーツであるが、その連係こそが醍醐味なのである。そして僕自身は学生時代には意識しなかった魅力を、アメフトをやらなくなった25年かけて熟成させてきたように思う。1人1人の能力や成長を引き出す周りの仲間たち、それが合わさる成果や喜びが確かにそこにはあった。いいチームプレーが皆を輝かせる。そう疑わないのは、今の仕事にチームプレーを求めてきたことに他ならないのであろうと思う。