院長ブログ

愛に気づく

2022年6月8日

 「もっと愛して欲しい」とか「私のことなんて…」と思う人は他人の愛がないと、もっと言えば愛をアピールされないと不安になる。そしてもっともっとと欲しがる。だから一緒にいる人を束縛して支配する。愛があれば幸せだと言いながら。しかし愛に気づかないからなかなか幸せには辿り着けない。ちょっと逆にするといいのかも。まずは自分の幸せを探す。そして自分の愛に気づいてみる。人は幸せだと愛に気づけるようになるのだ。


反省の要求

2022年6月6日

 「誰のためにやってると思ってるの!」とか「こんなことを言ってくれる人いないよ!」なんて言っている人がいる。親であれ、配偶者であれ、上司であれその人は相手を支配したいから言っていると思う。満たされない自分の心の不安を隠して、相手をコントロールするために、相手に反省を要求する。こちらが反省を示してもなお攻め続けることだってある。あなたのためにと言いながら、相手を縛る。そう自分が満たされるためだけに。


加点方式

2022年6月2日

 完璧を求める人は自分がやりたいけどやり切れないことで苦しむ。100点を目指そうとするから些細な減点でも苦しむ。仕事にも、家事にも、子育てにも、介護にも、パートナーにも、一日のスケジュールにも、人生計画にも…。でも思い切って考え方を加点方式にしてみたらいいのだ。そしたら生きてることだけで点がとれる。自分が持っているものだけで何点にもなる。予期せぬアクシデントが減点から加点に変わるかも知れない。気づけば誰でも100点になる考え方。


怒りの発散

2022年6月1日

 人は思い通りに行かないとき怒りを感じる。怒りを感じることを否定するつもりはないが、それを発散することには慎重になるべきだ。怒りに任せて周りの弱い人を攻撃することは一番いけない。攻撃しやすい子供や部下、配偶者にぶつけて発散しがちだ。言ってはいけないことを自分の怒りに任せて言うと自分が不幸になるだけ。誰も傷つかないように発散すること。そして怒りが残るようなら、その原因が何をすれば解決するか冷静にリラックスして行動すること。ヘッドを使おう。


おもいやり

2022年5月30日

 「他人に思いやりを持つ」って素晴らしいこと。子供のころから教わってきた。思いやりをもらって僕たちは大人になった。ところで思いやりって何?相手のことを考えて自分が行動すること。そこに見返りや感謝を求めないこと。でも思いやりを勘違いしている人がいた。自分がいいと思うことは必ずしも相手がいいと思うとは限らないことを忘れてしまった人。「普通は私が〜してあげたから感謝するよね!」とか「あなたのためを考えてしてあげたのに!」と言う人がすることは思いやりではない。押し付けや攻撃の一種とさえ思う。まさに重い槍だ。おもいやりを振り回してはいけないのだ。



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