ささやかな楽しみ
2022年11月15日
毎日ささやかな楽しみがある。まずは食事。その日食べたいものを食べる。季節のもの、気候に合わせたり、和洋中、肉魚。いろいろ考えるだけでもいい。食事以外にもたくさんある。まずは朝日。目覚めのお風呂。通勤中に見る通学路の子供。今日来てくれる患者さん。夕陽を見ながらのランニング。一日で顔が変わるベランダの鉢植えの花。帰宅後のビールひと口。ソファで寝そべり見るテレビ。そして1日の終わりの寝床。よく考えるとささやかな楽しみが毎日たくさんある。ささやかな楽しみは多い方がいい。いつもささやかな楽しみを作りたい。きっとそれらが僕たちを幸せにしてくれる。
自分を変えたい
2022年11月11日
みんな「自分を変えたい」と失敗した過去に後悔して、自分自身にダメ出しして、足らない何かを求めて、歯を食い縛って努力をする。でもなかなか変わらない。そして変わらない自分がまた嫌いになる。変えようとするから苦しくなる。あなたはあなたのままでいい。もし至らないところがあるとして、努力しようと思っても、今のあなたに少し足すだけでいい。あなたはあなたでいて欲しい。変わらないでいいから、あなたに付け加えるだけで十分だから。
期待からの孤独
2022年11月9日
誰かにこうしてもらいたい、ああしてもらいたいと期待して、それがしてもらえないと怒りや憎しみまで持ち、自分の不満をぶちまける。「だからあなたは駄目なのよ!」とか「愛のない人だ!」とか。言われた方は辛いからその人から離れていく。期待すれば孤独になりやすくなる構図が出来上がるのだ。期待するのは自分自身にだけとしよう。
自信がつくには
2022年11月7日
自信ってどうしたらつくのだろう。僕にとっては患者さんが増えたり、新しい治療が上手くいったり、多くの患者さんに喜ばれたり、職員が誇らしく働いていたりするのは自信になったかもしれない。またダイエットに成功したり、フルマラソンを走ったり、誰かに褒められても自信になったかもしれない。しかしもし逆のことが起きたら、そうした自信は失われてしまうかもしれない。だから本当の自信ではない気がしていた。きっと自信があれば心が安定するに違いない。何事も一生懸命やりたいとか、他人に優しくありたいとか、毎日を大切にしたい、といった自分の在り方について揺るぎなく思って生きることが心の安定につながるのではないか。何かができなくてもいい、他人に評価されなくてもいい、何かにならなくてもいいのだ。自分はこう在りたいと思えれば、自信はついてくる。思っていれば自分が信じられる。自信は誰にも崩されない、自分だけが知っている心の在り方なの。
自立
2022年11月4日
自立している人は、概ね誰かに何かをして欲しいと望んでいない。自分の感情を他人に委ねない。自分の不機嫌を他人のせいにしない。自分の選択に責任を持つ。自分を自ら幸せにできる。自立を忘れたら乳児を思い出せばいい。お腹が空いたら泣き、オムツが濡れても泣く。あやせば笑い、誰かがいないと生きられない。まだまだ自立には時間と愛情がかかる。