自分の身を守る
2023年8月7日
傷ついてきた人は、過度に自分の身を守りたがる。友達にいじめられたり、親に過度な期待や管理をされたり、周りに不機嫌な人がいて攻撃されてきたのであろう。そしてその心の習慣、つまり殼はなかなか崩れない。だから自分の身を守っている人に対してわれわれは、愛想もなく、不親切な人だと思ってしまう。しかし世の中は悪意に満ちてはいない。その人にも善意や優しさが眠っているだけだ。不親切だと思ってしまう人にこそ、われわれは親切にしよう。きっといつかは眠っていた心が起きて、殼が破けるのではないか?傷ついた心が癒されるのではないか?そう信じている。
言ってはいけない
2023年8月3日
ドラえもんがよく教えてくれていた「それを言っちゃおしまいだよ、のび太くん」。親子だって、夫婦だって、上司だって、誰にだって言ってはいけないことがある。言葉一つで深く傷つけ、人間関係を壊すことを知らずに、感情に任せて暴言を吐く人がいる。言ってはいけないことを、子供にも配偶者にも、誰に対しても言わないのが大人である。言った言葉に責任を持つのが大人である。
君たちはどう生きるか
2023年8月1日
映画を見た。口コミでは評価が分かれる作品であった。ストーリーや登場人物の心情などは見る人によって捉え方がみんな違うことを改めて思う。われわれの人生でも、一つの事実をいくらでも解釈できる。その解釈は後からでも変えられる。解釈がいろいろあることもそうだが、世界は誰の目から見ても違う。その世界だって後からでも変えられる。僕はどう生きるかっていつも問いながら生きていきたい。その他にも、何があっても前に進むこと、家族はもちろん他人を思いやること、悪意を持ってしまった自分も受け入れること、命を大切に全うすること、を映画から感じた。
感謝で終わる
2023年7月27日
離婚、退職、死別、卒業…。僕たちの人生に別れは付きもの。喧嘩別れした人もいるかもしれない。また今も会うけど、その人の悪いところばかり気になってしまうときがある。そんな自分以外の人たちへの思いを後悔や憎しみ、そして人格否定して、気持ちを落ち着けようとしてはいけない。どこかに感謝ができるところはあるはずだ。してもらったこと、かけてもらった言葉、一緒に一生懸命取り組んだこと…。その人がいなかったら今の自分がないことを見つめてみよう。その人とこの人生で出会えた奇跡を感じてみよう。他人への思考を感謝で終えると、幸せな気持ちになれる気がする。
大リーグボール養成ギプス
2023年7月24日
巨人の星を幼いときテレビで見ていた。小学生時代の塾では、計算ミスをすると赤鉛筆で頭を叩かれた。中学の剣道部では、猛暑でも水を飲んではいけなかった。大学時代のアメフト部ではヘルメットとプロテクターで、ひたすら走った。何かを成し遂げるためには根性と我慢が無くてはならないと信じていた。しかし最近ではそれを信じなくなった。楽しみながら、幸せを感じながら人生を歩んで行った先に、成長や成功が着いてくると思えるようになった。まして大谷選手が大リーグボール養成ギプスをつけていたなんて思わない。