院長ブログ

エレベーターブリーフィング

2017年6月12日

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 わかくさ病院には一台のエレベーターがあります。以前は、足の不自由な方や寝台、重たい荷物の運搬のために職員は乗ることを避け、なるべく階段を使い移動することが基本となっていました。しかし、7年前に改装してからは、4Fに休憩スペースや当直室などが移り、僕をはじめみんながよく乗るようになっています。寝台用なので、昇降時間がかかります。しかしその分、色々なことをできる時間になっています。乗り合わせた職員とのちょっとした会話はもちろん、カルテを書いたり、患者さんへの指示を出したり、また一人で乗るときには、気分を落ち着けたりもできます。アメリカでは、エレベーターブリーフィング(elevator briefing)と言ってビジネスマンがプレゼンテーションし、上司の判断を仰ぐ大事な機会となっているそうです。もちろんわかくさ病院では1Fから4Fまでのわずかな時間ですが、大事にしたい時間です。今日乗り合わせた職員たちとの一枚です。



ごあいさつ

日々の出来事の中で私が思ったこと、ちょっとした情報、コメントなど、少しずつあらゆるジャンルで感じたことをつづっていきたいと思います。患者さんやそのご家族の方、一般の方、そして職員にも、当院のことを少しでも身近に感じていただけるよう、院内の様子なども随時更新いたしますので、ぜひご覧下さい。どうぞよろしくお願いいたします。
【院長 矢吹 辰男】

院長イラスト

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