
だいたい人は自分のことより配偶者や子供、親のことで悩んでいる。自分以外は別の人格であることを認められないから悩む。相手にこうあって欲しいって望むから悩む。同僚やクラスメイトに至るまで思いを持つから落ち込む。自分がどうするかの思いだけ持てばいい。別の人格とまずは受け入れることが大切。少し悩みが減るから。


だいたい人は自分のことより配偶者や子供、親のことで悩んでいる。自分以外は別の人格であることを認められないから悩む。相手にこうあって欲しいって望むから悩む。同僚やクラスメイトに至るまで思いを持つから落ち込む。自分がどうするかの思いだけ持てばいい。別の人格とまずは受け入れることが大切。少し悩みが減るから。

事故や病気、犯罪の被害、勝負に負ける、虐めなどに遭うと「運が悪かった」と自分にいい聞かせたり、そう言って他人を慰めたりする。その人の運がいいか悪いかなんて多分ない。同じ目にあっても運が良かったという人もある。だったらどっちを選ぶか?「運が良かった」って自分で言いたい。そしたら感謝することだらけだし、感謝ができたら運が良かったって思える。

戦国時代に大名たちは領地を巡って戦いあった。そこには敵方に寝返る者もあれば、敵方から味方になる者もあった。軍勢の数で戦の勝敗が概ね決していた。現代の僕たちは戦はない。しかし味方の数は人によって違う。周りで味方が多いと思う人は、他人の悪口を言わない、働き者、笑顔で明るい、感謝ができる…。一人で頑張ってもいいけど、たくさん味方がいれば気持ちは楽で人生を楽しめる。天下は取れないけど、幸せは感じられる。

恩着せがましい人は、感謝を要求する。決め台詞「あなたのためを思って」とともに。そして見返りがないと苦しむ。相手を攻撃さえする。感謝は満たされない何かを満たすためにするものではなく、今持っているものや生かされていることにするものだ。そうしていれば相手に感謝を求めなくなる。

大切で、大好きな人と今日お別れしてきました。
僕が物心ついたときには、両親や祖父母、叔母がこの病院で働いていたので、父の休日出勤や風邪をひいて学校を休んだときなどにはよく病院に連れていってもらっていました。天国へ行ったその人は、幼い僕に「勉強を頑張っておじいちゃんやお父さんみたいになるのよ!」って、何度となく、ナースステーションで山ほどのお菓子と瓶のコーヒー牛乳を買って下さりました。また僕が小5で虫垂炎手術のためにこの病院に入院したときには、病棟看護師だった彼女が一日に何回も来て励ましてくれました。真冬の陽の当たらない寒い病室に何度も温もりを下さりました。「私、あなたがお医者さんになったら一緒に働くのが夢なの!」って言ってくれるようになったのもこの頃の記憶があります。その後も会う機会があるたびに、同じ夢を僕に言い続けてくれました。そして月日が流れて一緒に働ける日がくるとその人は涙を流して喜んでくれました。
医師になり若い僕は患者さんのこと、職員のことで悩むことが多く、焦ったり落ち込んだりする姿をたくさん彼女に見せてしまっていました。歳を重ねて次第に小さくなった彼女を怒ってしまうこともありました。愚痴もたくさん聞いてもらいました。でも彼女はいつもどんなときでも僕を励ましてくれました。
「後はあなたに看取ってもらうからね!」と昨年引退を告げた彼女に言われた言葉です。退職日の10日前にくも膜下出血で倒れてから一年半。医師と患者として関われたことにも感謝しています。たくさんもらった勇気に感謝しています。ずっと愛してくれていたことを胸にしまって、貴女を誇りに明日からも歩んでいきます。お疲れさまでした、ありがとうございました。おやすみなさい。