
夫婦、親子、兄弟、親戚、友人、近所、仕事…。僕たちは人間関係の中で生きています。医師と患者だって人間関係です。その関係はいい関係と言えますか?思い合って、励まし合って、支え合っていますか?その人が見えないところにいても心の中で思えますか?誰かの悪口を言い合って、不平や不満をぶつけ合って、その人が見えなくなったら攻撃していませんか?どの関係もいい方がいいのは当たり前。関係は「こころ」が作ります。


夫婦、親子、兄弟、親戚、友人、近所、仕事…。僕たちは人間関係の中で生きています。医師と患者だって人間関係です。その関係はいい関係と言えますか?思い合って、励まし合って、支え合っていますか?その人が見えないところにいても心の中で思えますか?誰かの悪口を言い合って、不平や不満をぶつけ合って、その人が見えなくなったら攻撃していませんか?どの関係もいい方がいいのは当たり前。関係は「こころ」が作ります。

自分の不機嫌を誰かのせいにして、困難にめげる性格を親のせいにして、悪口を言うのを悪口の対象の人のせいにして、妬んだり拗ねたりを繰り返す人がいる。自分で自分に勇気づけて、傷ついたときは他人を傷つけないように気持ちを整えて、自分で生きるエネルギーを奮い起こす。自家発電力を増やしていきたい。

子供が幼いうちは守ってくれるのは親しかいない。親を通してしか世界を見られない。だからいつの間にか勘違いして意のままに育つと思いがち。自分の満たされない気持ちを子供を操作するすることで満たそうと。自分が好きな食べ物を与え、自分が好きな服を着せて、自分が好きな曲を聞かせて…。とそこまではいい。けれど自分が嫌いな人の悪口を言って嫌いにさせようとしたり、勉強が苦手な子に無理矢理部屋に閉じ込めたり、自分が追い込まれて生きづらいのに「そんな子に育てた覚えはない」って、心理的な暴力を振るうことはいけない。肉体的暴力、放置、虐待は誰かに見つけてもらえるが、心理的な暴力は一生見つからずにその子の魂に残る。生活の仕方、社会のルール、もっと言えば生き方、人生の楽しみ方を教えるだけでいい。愛は与えっ放しでいい。

浦和レッズの天皇杯優勝は嬉しい。中学生の頃から地元にチームが生まれて自分の人生の張り合いになってきた。でも選手達はチームをいずれ去る。今までに多くの選手を好きになり、その選手を寂しいながらも送り出す。槙野選手もその一人。明るく練習熱心で、サポーター思いな彼をレッズでは見られない。今日プロスポーツの世界の厳しさを受け入れて、活躍する姿を心に焼き付けた。自分も周りの好きな人はいつの日か去る。受け入れなければ自分も前へ進めない。ありがとう、マキ。

診療していると「歳は取りたくないわね」、「ジジイになったから毎日疲れる」ってよく言われます。関節が傷んだり、判断力や記憶力は落ちます。また配偶者や子供、孫の心配に囚われやすくなる気がします。他人の心配をしてもやれることは限られ、電話することやお小遣いをあげることくらいだけかも知れません。何ごともゆったりと、自分のしたいことを淡々としていけば少しくらい歳が気にならなくなるかもしれません。またここまで生きてこられたこと、より多くの人に支えられてきたこと、沢山の思い出があることに感謝すれば歳を取れたことに少しは幸せを感じられるかも知れません。人生いくつになっても今の幸せに気付くことが大切。