
好かれるために努力しても好かれない。逆に嫌われることもある。虚勢を張っても尊敬されない。逆に軽蔑されることもある。無理をしているからである。無理をすると疲れる。人は素直にありのまま生きれば好かれるし、尊敬される。自分にできることを真面目に大切にやる。それを他人は感じている。
好かれるために努力しても好かれない。逆に嫌われることもある。虚勢を張っても尊敬されない。逆に軽蔑されることもある。無理をしているからである。無理をすると疲れる。人は素直にありのまま生きれば好かれるし、尊敬される。自分にできることを真面目に大切にやる。それを他人は感じている。
「早く逝きたい」、「お父さん迎えに来てくれないかしら」とご高齢の患者さんからは毎日一回は漏れる言葉。医師として何と声をかけるかいつも悩んでいます。以前は「そんなこと言わないで下さい」と優しく返したり、「死ぬ時期は自分で選べません。それまで楽しみを見つけて頑張りましょう。」とも言ってきました。しかし自分が患者さんの立場ならどれもしっくり来ないなぁ、と感じてしまうことを敢えて言いたくもなくなります。
僕たちは生まれてから死ぬまで成長できると信じています。身体や記憶の力は必ず落ちるし、長く生きればパートナーや兄弟、友人との死別は増えるでしょう。しかし、自分以外の他人と関わる時間や自分を見つめる時間は必ず累積していきます。だから毎日を大切に生きて、それを楽しみ、周りに優しさと勇気を与えていけば、その生き様は亡くなったあとも必ず誰かの心に遺ります。心の遺産を作れるように生きていくのはどうでしょうか?
結果のみを求めると苦しくなる。失敗のない挑戦はない。挑戦しなければ失敗しない。失敗したくないのが一番なら、何もしないのが一番いい。寝て起きてテレビを見て食べて誰かの噂話だけしてれば失敗しない。何かに挑戦するときはあのセリフで自分に自信を与える。失敗したっていい。努力や挑戦した自分を褒める。過程を褒める。そう考えれば失敗しない。失敗と思わなくなる。エネルギーを持って挑戦して努力したら全て成功。
自分の近くにいる人へ不満を持っている人が多い。配偶者、親子、上司、部下など。「どうしてあの人は~してくれないの?」、「何であの人は気付かないのかしら?」そう言っている。不満て満足に足りないこと。足りないだけだから足してあげればいい。足りないときにはその人への感謝を足してみる。感謝できることを探してみる。いつの間にか不満が消える。
「反省しなさい!」よく言われてきました。自分の感情のコントロールがつかない人は他人に対して必要以上にこう言って操作しようとします。自分の欲求不満を満たすためかも知れません。期待に沿えないのは分かるけど、反省し過ぎると自責になってしまいます。だから少しでも反省してると思ったらもう言わなくていいのです。何のための反省か分からなくなってしまいます。反省は前を向くためにするのですから。