院長ブログ

焦る人

2021年6月18日

 同じ仕事を焦ってするのとそうしないでするのでは疲れ方が違う。人生を焦って生きるのと、焦らずに生きるのでは幸せが違う。焦る人は何でも焦る。幼少期に親に急かされて食事、着替え、手伝いをさせられながら育てられると焦る大人が出来上がると言われている。自分が焦る人ならそれに気づいて、ゆっくり大切にやるようにすると幸せを感じて何でも楽しめるようになる。


修正

2021年6月17日

 だいたい物事は予想通りに行かないことが多い。気象衛星がこれだけ進化したのにも関わらず、天気予報も修正に修正を加えてくる。「ああ言ったよね」、とか「話が違うじゃない」なんてよくある。「コロナは数ヶ月」とか「ノストラダムスの預言」もあった。修正を終生していかないと。修正を謝り、そして責めない。


2021年6月16日

 誰もがネガティブな気持ちに囚われているとき、そのことを自分の中にいる批判者は増長している。「自分はダメな奴だ」、「こうなったのは自分のせい」と。

 物心ついたときから親や教師、周りの大人たちから聞いてきたネガティブな言葉たちの集合体が彼の正体だ。大体のことを成功しているのにそれを褒めずに、ちょっと僅かの失敗をけなしたり、前向きに進んでも過去にこだわり足を引っ張るのが彼の特徴だ。気づいたら出てきてしまうので消したくても消えない。だからいつも彼の声が聞こえてきたら反論する。それを繰り返す。彼だけには負けない。


母なるもの

2021年6月15日

 好意だと思って喜んでいたことが後で考えたら打算的に見返りを求められた行為だったら悲しい。そんなときは考え方で何とかなる。好意を持ってありのままの自分を受け止めてくれる「母なるもの」を持っている人は必ずいて、それを信じて日々を能動的に暮らしていればきっといいことがある。大切なのは自分に足りないものを求めて生きるより、自分にあるものを成長させて生きることで人は幸せになれる。


人間不信

2021年6月14日

 「私人間不信に陥ったわ」と軽く冗談めいて言う人がいる。しかし人間不信の状態は本当に辛い。他人を信じられないし、一番信じなくては生きていけない自分を信じられない人も多い。自分を信じられようになるには自分を知ること。自分が好きなもの、嫌いなもの。自分を傷つける人、勇気付けてくれる人をはっきりと認識すること。自分が抑圧された記憶を呼び起こして、抑圧されても頑張って生きてきた自分を褒めること。そしたら人間不信なんて言葉は冗談でしか言えなくなる。



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