種子を蒔いて育てる。陽にあてる、水をやる、ときには栄養を与える。芽を出し、茎を伸ばし、いつか花を咲かせる。それが楽しい。人の親たちは赤いチューリップを期待して、黄色のチューリップを赤くしようとしたり、薔薇が見たいからって、朝顔を薔薇にしようとする。それをやろうとして、親も子も苦しむ。その子が何の花を咲かすかなんて咲くまで分からない。だから思うようには育たないのを楽しむ。見守り、サポートし、そして愛でる。花を育てるように人を育てられたら幸せ。
日々の出来事の中で私が思ったこと、ちょっとした情報、コメントなど、少しずつあらゆるジャンルで感じたことをつづっていきたいと思います。患者さんやそのご家族の方、一般の方、そして職員にも、当院のことを少しでも身近に感じていただけるよう、院内の様子なども随時更新いたしますので、ぜひご覧下さい。どうぞよろしくお願いいたします。 【院長 矢吹 辰男】