院長ブログ

憎しみの末に

2022年1月21日

 子供はいつの日か自分が満たされないと親に憎しみを覚える。憎しみを直接に親には表現できないからそれを抑圧する。その憎しみが抑圧されて増大する。すると自分の人生を恨む。またその対象も周りの人、社会、世界と広がる。そしてそうなったらその人は人格障害、鬱病になり、社会的には引きこもる。また無差別殺人犯や鬼滅の鬼になりうる。だから子供を愛で満たす。もちろん自分の子だけではなく、親戚や地域、親の知らない子だってみんなで育てる。愛を教える。子供は母親だけでは育たない。父親と祖父母はもちろん、その他も誰だっていい。それを人間としての本能で我々は持っている。



ごあいさつ

日々の出来事の中で私が思ったこと、ちょっとした情報、コメントなど、少しずつあらゆるジャンルで感じたことをつづっていきたいと思います。患者さんやそのご家族の方、一般の方、そして職員にも、当院のことを少しでも身近に感じていただけるよう、院内の様子なども随時更新いたしますので、ぜひご覧下さい。どうぞよろしくお願いいたします。
【院長 矢吹 辰男】

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