
今シーズン引退したハンカチ王子はかつて「自分は持ってる、最高の仲間を」と早大野球部の仲間への愛情と感謝を伝えたことがあった。その後も彼を僕たちは応援して見守った。しかし好成績を残せないでプロ生活を終えることとなった。学生時代に一度も練習を休んだことのない彼がプロでは故障に泣いた。学生時代の甲子園、神宮での活躍とともに、メディアへの発言や彼を慕う多くの仲間や日本中のファンたち、記憶に残る偉大な投手だと思う。彼は間違いなく持っていた。自分も「持ってる」って思える人でいたいと感じた。


今シーズン引退したハンカチ王子はかつて「自分は持ってる、最高の仲間を」と早大野球部の仲間への愛情と感謝を伝えたことがあった。その後も彼を僕たちは応援して見守った。しかし好成績を残せないでプロ生活を終えることとなった。学生時代に一度も練習を休んだことのない彼がプロでは故障に泣いた。学生時代の甲子園、神宮での活躍とともに、メディアへの発言や彼を慕う多くの仲間や日本中のファンたち、記憶に残る偉大な投手だと思う。彼は間違いなく持っていた。自分も「持ってる」って思える人でいたいと感じた。

日々診療していて「大切なものって失って初めて気付きました」とよく言われます。自分の健康だったり、家族だったり。でも失ったものはなかなか戻らないのが人生。そのときは悲しくて、寂しくて、辛いことでしょう。だから、できれば失う前に気付きたいところです。まずは毎日の自分を大切に思います。そして大切な人に感謝したい。自分が今やれること、今感じることを一つ一つ改めて大切にして生きていきましょう。明日失うかも知れないから。

僕たちの世界は言葉でできている。自分の言葉で自分の周りの世界を創っている。「つまらない」、「駄目」、「運が悪かった」、「面倒くさい」、「疲れた」って言ってれば世界は暗くなる。「面白い」、「大丈夫」、「ついてる、勉強になった」、「やり甲斐がある」、「よく頑張った」って自分にも周りにも言っていれば世界は明るくなる。また「ありがとう」や「楽しい」って言おう。言葉が人を変え、その人の周りの世界も変わるんだ。

誰でも好きなことならいくらでも頑張れる。大学生時代のアメフトはとにかく頑張ったし、今はマラソンや登山が好きなことだ。そして毎日の仕事も。人が喜んでくれ、感謝を頂ける仕事。自分の積み重ねてきたことに、思いっきり愛情表現ができることがこの仕事と巡り会っての一番好きなことだと思う。振り返ると苦しんだり悩んだりしたことはあって、嫌いなことになりそうだったこともあった。でもやっぱり好きなことを毎日の仕事にできたことに日々感謝しながら診療していきたいと思う。

ずっと子供に勉強を教えていた。違う、ああだ、こうだと。できないことをできるようにすることが教えることだと思っていた。ないものを与えてきた。でも教えるってきっと違う。もともと彼は持っていたんだ。あるものを引き出してあげることが教えることだと気づけた。力を引き出して、気づかせて、思いっきりやらせてあげることが教えることだって子供から教わった。