死後の世界
2026年8月15日

お盆である。ご先祖たちがいるからこそ、自分がこうやって生きていられる。改めて彼らを思い、感謝して、自分の生を全うしていこうと思う時期である。生きていれば多くの人をあの世に見送る。特に自分は医師として、何千人かをお看取りしてきた。死後の世界に行った人たちは年々増えている。ところで、死後の世界は実在するのであろうか?いくら文明が進化したところで、死後の世界、天国や地獄、神様や仏様、幽霊などが実在するのだろうかは科学的に証明はできないだろう。しかしこの世に生きている我々にとっては、それらが心の支えなのである。神様や仏様がいなければ、乗り越えられなかったことが誰にでもあるだろう。われわれ人類が太古の昔から生き続けていくには、天災をはじめとした抗えない現実を何とか受け入れねばならなかった。そのためには、生きる世界以外の存在が無くてはならなかったのだろう。そしてわれわれの罪悪感や悲しみ、恨みや悔いなどの辛い感情を救ってきてくれたのだ。目に見えない人たちの存在、つまり死後の世界の存在こそが、われわれの生きる世界を支えてくれているのだと信じている。




