生きる力
2026年2月27日

今日隣に住む祖母が100歳を迎えた。今の時代100歳もそう珍しくなくなったが、彼女が長生きできたのは、単に遺伝子が良かっただけではないだろう。この数年の間に大病から復活したものの、いわゆる寝たきりの状態になった。しかし家族を始め、多くの介護者たちから好かれているのである。まず彼女にはユーモアがあり、みんなを笑わせてくれる。また日常の些細なことも一人楽しんでいるようである。テレビ番組、新聞広告、自分で選べない食事、庭に来る小鳥、離れて住むひ孫たちの成長などなど。一方でネガティブな感情にも覆われていない。怒り、妬み、悲しみ、悔やみなどにも囚われない。僕に対しても甘えながらも、感謝を忘れない。大陸育ちの大らかさ、今を楽しむマインドフルネス、決して焦らないマイペース。彼女の長生きの秘訣は沢山あるが、何よりもその人間性であると考える。僕とは50年の付き合いであるが、その人間性も成長している気がする。何かやりたいことがあるか尋ねたら、ゴルフに行きたいとのことである。




