
毎月末の火曜日には、病院給食でカレーが出ます。昔ながらの味です。同じ釜の飯を食べた仲間として一体感が生まれるかどうかには、はっきりとした自分の意見は持てません。しかし一緒に仕事をした仲間は、一体感を持ち合えるようにしていくのが、自分の努めであると考えています。
毎月末の火曜日には、病院給食でカレーが出ます。昔ながらの味です。同じ釜の飯を食べた仲間として一体感が生まれるかどうかには、はっきりとした自分の意見は持てません。しかし一緒に仕事をした仲間は、一体感を持ち合えるようにしていくのが、自分の努めであると考えています。
当院では在宅IVHの方を多く診ています。飲めない・食べられない人が一時的にでも、栄養状態や脱水状態が改善し、その方らしい生活に戻って欲しいと考え、施行しています。CVポートを造る方、病院でカテーテルを挿入したまま帰る方、状態が悪く自宅でカテーテルを入れる方がいます。写真は先日患者さんのご自宅で、中心静脈のカテーテルの挿入をしたものです。この方は口腔の痛みでほとんど口から水分も摂れませんでしたが、約1週間で家族も心配なくなるほど経口摂取がしっかりできるようになりました。訪問看護を中心に、感染には十分な対策をしています。がんの終末期を含めて対応しています。
毎週伺っている101歳の女性の訪問診療での写真です。ご長男家族と同居されていて、主にお嫁さんが介護されています。写真では伝わりにくいのですが、いずれも花柄でパジャマ、掛け布団、枕カバー、シーツが統一されています。訪問するたびに大事にされている印象を受けます。患者さんとご家族、特にお嫁さんの人間性と、そしてその家族関係にいつも感動しています。僕の2人の息子には、優しい細やかな配慮が利くお嫁さんを貰って欲しいと思っています。
先日お伺いしたお宅で撮らせていただいた写真です。当院では南浦和地区を中心に、隣駅である浦和、東浦和、蕨、武蔵浦和地区の訪問診療を行っています。外来とは違い、リラックスした雰囲気でお話ができるため、患者さんの背景がよく分かります。病歴はもちろん、幼小児期から育ってきた環境、今までの仕事(職業)、家族とその関係、趣味、そして現在抱えているストレスなど・・・。その後の診療に役立てるとともに、少しでも信頼関係を築けるようにと思い、初回の訪問診療は特に気持ちを引き締めて行っています。全人的な診療ができ、患者さんやご家族の安心に繋がることができたら幸いです。
先日有隣会の広報誌である「ゆうりん」の第104号を発刊することができました。第1号は、昭和48年(1973年)2月創刊です。第1号の巻頭のことばに創設者が、『ゆうりんが大切な知恵を出し合い、心を通わせる広場となり幸せ作りに役立つことを期待し、かつそのように育つように皆さんの協力を希う』と書かれています。しっかり育っているかどうかの明確な自信はありませんが、外来の待合室に置いてありますので、御一読下さると幸いです。