院長ブログ

処置室リーダー

2017年1月28日

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 当院の職員は手前味噌ですが、皆よく働きます。特に感染症で込み合うこの時期、外来看護師の仕事が多くなります。外来での処置は多岐にわたります。測定(血圧・身長・体重など)、採血などの検査、点滴などの注射はもちろん、胸腹水の穿刺、中心静脈の穿刺なども多くはないですがあります。また救急や新規在宅患者さんの予診もあります。急な仕事を頼んでも嫌な顔一つしません。みんな毎日よく「頑張って」います。

 しかし「頑張り方」が問題です。多種の仕事を多くする場合、ひとりひとりが頑張ることはもちろんです。しかし仕事を一人で抱え、視野が狭くなって周りが見えなくなったり、本来看護師の本分である患者さんの観察やアセスメントがおろそかになりやすくなります。当院の外来では、外来の処置室にリーダー(日替り)を配置し、看護師たちの仕事の割り振りはもちろん、医師や事務職のフォロー、トラブルへの対応などを行っています。言い換えれば、みんなの「頑張り」をマネージメントするポジションです。誰か分かりやすいように黄色のキャプテンマークをつけることにしました。



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