院長ブログ

感情は生きてきた結果である

2025年10月17日

 怒ったり、悲しんだり、喜んだり、楽しんだりする今感じている感情は、これまでどう生きてきたかの結果である。些細なことに焦点を当て、しがみつき、いつまでも「ああすればよかった」となる人もいれば、同じ起こった事象を取るに足らないと感じたり、さらには成長のチャンスと捉えられる人もいるだろう。感情とは過去に自分が処理してきた感情によって、改めて表出する脳の反応に過ぎない。明るい人、楽しめる人、いつも感謝できる人は生まれてからそういう生き方をしてきたのであろうし、粘着気質、不満体質、易怒性などの人についても同じことが言える。今自分が許せない人やこと多くて、いつまでも過去に囚われ、人生の不運に嘆いているのであれば、自分のそういった感情はどこから生まれて、どう育ててきたのかを見直すべきである。自分の過去の解釈を改めて見直せばいいのである。



最近の記事