院長ブログ

誰かの不機嫌

2024年4月20日

 乳幼児期と学童期の子供にとって親の不機嫌は、最も避けたいことだろう。幼い子は親が面倒を見てくれなくては生きていけないのである。だから何とか親を不機嫌にしないように、良い子を演じるようになるのは本能に近い。しかしそれが続けば誰かの顔色ばかり伺う人に成長する。誰かの不機嫌を嫌うようになる。生きづらさを抱えてしまうかもしれない。親が子供を喜ばそうと張り切るゴールデンウィークが近いが、まずは親が自分のご機嫌をとれなければいけない。子供は親に楽しいところに連れていってもらうことより、不機嫌になられない方が嬉しいことを忘れてはいけない。他人の不機嫌を恐れるように育ててはいけない。



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