院長ブログ

親のせい

2024年5月30日

 人間性は誰もがまず親に与えられたかもしれない。幼い頃に思いっきり甘えられなかったり、不機嫌をぶつけられたり、食事を急かされたり、他人の役に立つように自己犠牲こそが美徳と教えられたり。だから嫌いな食べ物も無理して好きなふりをしたり、好きなおもちゃを妹にあげたりもした。しかしそればかりのせいにしてられない。今は大人だ。自分で仕事だって、結婚だって、趣味だって、生き方だって全て決められる。苦しいからって、辛いからって、親のせいにしてたらいつになっても抜けられない。親のせいを卒業しなければ、きっと心は成長しない。親のせいは心の癖くらいにしておく。



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