院長ブログ

振り返ると幸せ

2021年3月27日

 両親の不仲、両親の多忙、両親の性質、経済的困窮、母姑の確執、介護の問題など客観的に見れば、何も問題のない家庭に育った人はまずいない。それらの自分が生まれてくる家庭の問題を子供の頃は自分で解決できない。だからと言って不幸探しや情緒不安定な理由を見つけようとしたらキリがない。成長するに従って、自分の解釈を加えて捉えることが我々を救う道であり、そうすることで心の問題解決ができる。選べないこと、今生きていること、自分を支えてくれた人が少なからずいたこと、今からいくらでも努力できること、綺麗な景色に喜ぶこと、笑顔になれることなどを考えてみる。主観的に育った家庭を振り返れば、誰もが幸せになれると信じている。



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