感情の選択
2024年3月15日
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同じ映画を見たって感想はみんなそれぞれ違う。恋人同士だって、親子だってそうだ。悲しかったり、面白かったり、つまらなかったり。あくまである一つの作品を見たという事実が同じであるに過ぎない。アカデミー賞が自分にとっては駄作だったりする。しかし映画だけの話ではない。われわれは全ての現実や事実に対して、それぞれが個々に喜怒哀楽の感情を選択しているのである。だから感情は生まれるのではなく、脳が生み出すものであると言える。それを教えたいのは、他人の顔色ばかり伺う人だ。他人の脳の反応つまり感情の選択なんて全く気にしてもしょうがないと思える。また自分の不機嫌を他人にぶつける人にももちろんである。悲しんだり、怒ったりするのはその人の選択で、周りの責任ではないのだ。もし自分がそういった感情に苦しんでいるときにも思い出して欲しい。どんな事実に対して自分がネガティブな反応をしたのか?その事実を見直したとき、何故その感情が選択されたのかを客観的に見つめることで、自分の苦しみも落ち着いていくことにきっと気づける。