院長ブログ

嫌いな評価は

2023年12月23日

 グルメサイトや映画など☆が並ぶ。☆の数で行きたい、食べたい、見たいを決め易い。中には☆一つのものもある。時々批判や悪口に近い口コミを見ると、気分が悪くなることがないだろうか?書き込んだ本人もあまり気分が良くないのではないか?嫌いな店、嫌いな映画、嫌いな人をわれわれは何かしら批評して悪口を言いたくなる。しかしそれ自体が更に嫌悪感を抱かせ、終いには自己嫌悪を抱く。嫌いな評価はしない方がいい。勉強になった、ここは良かったで終わらせるようにする。


価値観の相違

2023年12月16日

 価値観は絶対に一人一人違う。離婚の理由の一番多くに「価値観の違い」がある。しかし、大好き同士で結婚した二人が時を経ながらも、「価値観が違うことを尊重し合えなかった」と言うべきであろう。もちろんお互い価値観が共通する部分もある。これは親子関係、恋愛関係、仕事関係、友人関係でも同じである。自分の価値観を相手に押し付けて、支配しようとして、従わなければ別離の脅迫をもする。つまり「そんな子はうちの子ではない!」とか、「彼氏なら普通それくらいやるでしょ!」とか、「俺の妻はそんなんじゃ務まらない。」とか、「部下ならやって当たり前だ!」などなど。愛がないと思うならば、まずは価値観の違いを認め合うことが愛だと気づいてみよう。


怒る原因

2023年12月12日

 相手の怒る原因が分かればいくらか対処ができる。だから気は楽である。一方でいつも怒る原因が分からない人は困る。一緒に仕事をしたり、暮らしたりするならば気疲れするから困る。ご機嫌取りほど疲れることはない。でも原因はその人の人間性だと考えると少し疲れないかも知れない。他人に何かを求めて不満を怒りで表す人は、自分の心の問題であることを知らないのだ。


幸せへのパスポート

2023年12月8日

 自分以外の周りの人を好意的に見られるかは幸せへの乗車券である。また、いざというとき自分を助けてくれると信じられるか?みんな努力していると感じられるか?その人の悪意ないミスを許せるか?それらは幸せへの特急券であろう。それにはまず自分で自分を好意的に見られるかが肝要である。自分が自分の一番の味方で、自分を褒めて、自分のミスを許すことが幸せへのパスポートである。


何で〜しないの!

2023年12月4日

 こう言われたことがあるし、言ったことがあったかも知れない。「何で片付けないの!」、「何でそんなこと言うの!」、「何で愛してくれないの!」などなど。言われた方にはそれなりの理由がある。言う方は我慢しながらも言ってしまう。しかし「何で」の理由を言っても批判が繰り返され、結局は互いの気分を害して終わるだけ。「何で」が浮かんだら相手は別人格だと再認識したらいい。そして自分の気持ちだけを伝えるだけでいい。私は片付けて欲しい、僕に教えて欲しい、私を愛して欲しい…などなど。「何で〜してくれないの!」は言う方も言われる方も辛くなる。相手の言動は誰であれ制約してはいけないし、制約されたら嫌なものなのだ。



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